太陰暦を太陽の運行と合わせた、太陰太陽暦の誕生。

太陰暦は画期的な発明でしたが、弱点がありました。

それは月の満ち欠 けだけを基準にしていることです。

新月から次の新月まではおよそ29,5 日。

1ヶ月が中途半端な数字になってしまいます。

地球が太陽の周りを まわる周期が約365日ですから、

太陰暦をもとに生活していると1年で11 日、

3年で1ヵ月ほど太陽の運行とずれてしまいます。

こうなると、15年 後には1月が真夏で8月が真冬になってしまうのです。

季節感ゼロですね。

そこで3年に一回、1年を13ヶ月にし、調整をはかるようにしました。

この調整を閏(うるう)といいます。

この閏を太陰暦に加えたものが太 陰太陽暦。

日本でも、中国から6世紀後半に太陰太陽暦が伝来し、

明治 時代まで国暦として採用されていました。

日本の太陰太陽暦は数回の誤 差の修正を経て、天保十五年(1844年)に改暦。

「天保暦」と呼ばれる ようになりました。

この天保暦は世界で最も正確な太陰太陽暦であった と言われているのです。

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